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刑事とJK
第68章 どうする飛鳥…!!

―――――――――――



「――ぷはぁっ、お腹いっぱい!!
やっぱり飛鳥の料理はおいしいなあ///」



清隆は自分の腹をぽんぽんと叩いた



「もういいでしょ?
帰ってよ」




「…冷たい
前はそんなんじゃなかったのに…」




「全部あんたのせいじゃんか!!!」




頬を叩いてやろうとすると、
南が飛鳥の手を掴んだ



「南…」




飛鳥は手を引っ込めた




「阿部…清隆さんだっけ?」



「うん」



「飛鳥の元カレ?」



「…そうなるかな?」




南は清隆の肩を掴んで、
部屋の外へ連れ出した



「何でしょか?」



と半分ふざける清隆を、
南は壁に押し当てた





「いてぇっ!!
何す…」



「お前が他の女と遊んでる間に、
飛鳥がどんな思いしてたか考えたことあんのか…?」



清隆に顔をぐいっと近づけ、南は睨みつける





「飛鳥はお前に捨てられて、自殺しようとしたんだぞ…!?
実際、橋から飛び降りまでした…!!
俺の知り合いがそれを助けて、また新しく生き直そうと…」



「南、言わないで…」





飛鳥が言った





「…」



南は清隆から手を離した



すると清隆は、
飛鳥の方へ向き直った




「飛鳥…」



その目には、うっすら涙が溜まっている












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