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刑事とJK
第75章 ありがとう




ワンッ


ワンッ




『はいはい、ご飯だよねー』




ゆうひは皿に餌を入れてやった

犬たちは美味しそうに
ガツガツと食べる




『ふふ、美味しいか、美味しいか~っ』





この仕事に就いて、結構経って

段取りも、かなりよくなった






「ゆうひさーん、お昼にしましょうかー」


『はーい』




職場の先輩の益田に呼ばれ、
ゆうひは立ち上がった





と、同時に吐き気に襲われた



『っ…!!』



トイレ、トイレ…と辺りを見回したが
遅かった




『おっ…ええぇ』



戻してしまった



「!!?
ゆうひさん、どうしたの!!?」



益田はゆうひの元へ駆け寄った




「気分、悪いの…!?」



そのまま、背中をさすってやる




『大丈…夫…、
大丈夫です、か…ら…ぅえっ』




「!!!
ゆうひさん、ゆうひさんしっかり!!!」





変な病気に…かかったのかな…?




ああ…まだ、死にたくないよ…














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