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刑事とJK
第75章 ありがとう
「そうだ、女だ…
二人の会話を聞いていると、
その人間は…小泉だって言ってた」
「…」
「俺は怖くなって、女を刺し殺そうとしたが
その前に小泉に腕を取られ…
あとはさっき話した通りだ」
男は息を吐きながら後ろにもたれた
「…その女って、名前なんだった?」
「知らない」
「こんな…女か?」
斉藤は写真を見せた
「…あ、この子だよ
間違いない」
「…そうか」
斉藤は動揺を隠した
信じられない
信じたくない…
でもあの場にいたのは
ゆうひ…