この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
刑事とJK
第76章 すれ違い






「…止まったか…?」



『…うん、ありがとう』



ゆうひは深呼吸した






「もう…寝とけ、な?」



『…そうする』




落ち込んでるのはすぐにわかった



ゆうひをベッドに横にさせ、
軽く頭にキスをした






『おやすみ…』



「…おやすみ」






斉藤は、まだ眠らなかった



とりあえず、水を一杯飲んだ






「…」





オレは、ごめんとは言わなかった



言えなかったし、

言いたくなかった







ゆうひには、きつい言い方をしちまって

悪いな、とは思ったけど




謝れない…









何で、小泉のことを

喋ってくれなかったんだ…?




ひとりぼっちだった自分と
重ね合わせたから…?




親近感が湧いたとか…?







たとえそうだったとしても…






「私情を挟んだって…
あいつの罪は消えねぇんだ…」







ゆうひは寝たふりをしていた






だから、斉藤の言葉は




しっかりと、聞こえてしまっていた…
















/1153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ