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刑事とJK
第80章 終わりへの始まり





〈警察がパークの入口を開けようとしています!!
アミューズメントパークの封鎖システムは、中にある制御室で行われるそうですが…
それが開かないということは誰かが故意にやってるとしか―――
ドオオーン!!!!〉




「!!?」




画面の中で、突然爆発が起きた





〈い、今、たった今、警官が扉を開けようとしているところ、爆発が起こりました!!!
扉を開けるためでしょうか…?
いえ、違います!!!
警官が負傷しています!!!〉




二人の警官が担架で運ばれて行く




「爆…発…」





斉藤の呟きに、ゆうひはハッとして首を横に振った






『ち、違うよ…!!
これは小泉じゃない!!
小泉は、もうこんなことしない…!!』




「まだ何も言ってねぇだろ!!」




『…っ』






ゆうひはまたテレビに目をやった


アミューズメントパークの正門の手前で起きた爆発…

空にはモクモクと黒煙が立ち上っている







…あんたじゃ…ないよね…


人殺しなんてもうしないって


約束したもんね…







自分にそう言い聞かせたが、正直、確信はなかった







PLLLL…





斉藤の携帯に電話が掛かった





「もしもし…」


《斉藤、今のテレビ見たか!?》





「藤野か…
見た。アミューズメントパークの奴だろ?」






《ああ、早速お呼びだしだ》





「今から行く」




斉藤は服を着替え、朝食も取らずに部屋を出ようとした





『斉藤!!』




呼び止められて振り返ると、
いきなり口に食パンを突っ込まれた





「ふぁ…!?」



『ちょっとは食べてかないと、ぶっ倒れるよ』



「…ハンフー(サンキュー)」



『いってらっしゃい』



「ん」



斉藤は急いで刑事課へ向かった








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