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宮殿への道
第3章 お仕置き(尻叩き)
「じゃあ、私の方を向いて、お仕置きお願いいたします。と言い、深くお辞儀をしろ。」
「お仕置きお願いいたします。」
美夏は言われた通りにお辞儀をする。
皆にお尻を向けているので、お辞儀をすると恥ずかしい部分がはっきりと見えてしまう。
恥ずかしくて死んでしまいそうだ。
女人は素早く椅子を用意する。
皆に向き合うかたちに置いた。
「皆にお尻を向けて椅子の座る部分に手をつけ」
「…はい先生」
尻叩きのお仕置きには常に羞恥が伴うようだ。
「肩幅に足を開け。そしてしっかりと足を伸ばすんだ。」
足を開く。
「なんだ、まだ濡らしているのか。それとも、皆に見られて濡らしたのか。どこまでもはしたない奴だな。」
容赦ない言い方に、美夏は涙を堪える。
「では、尻叩き15発とする。一発ごとにはっきりと大きな声で回数を数えるんだ。できなかった時は、その回からもう一度やり直しだ。動いたり回数以外の声を出してもやり直しだ。わかったな。」
「…はい先生」
美夏は覚悟を決める。
先生は幅5センチ程の板を持ち出した。
それでお尻を叩くのだろう。
教室が静まり返る。
先生が近づく音だけが聞こえる。
そして、

バシッ

「…っ1回」
教室中に音が響く。
予想以上の衝撃に美夏は驚いた。
羞恥心…恐怖…痛み…
様々なものが美夏の中で渦巻く。

バシッ

「二回…」

バシッ

「三回っ…」

美夏のお尻はすでにもう、ほんのり赤くなっているだろう。
お尻を叩く音と、美夏の声だけ。
回数を重ねても先生の手が弱まることは無い。


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