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呟きたい
第25章 ラストクリスマス
「せんっせー! どこだよぉ……」
「ん? みぃずき?」
「アカ! な、なんでここに」
「夢の国に来るのに理由がいるか」
「いやその」
「家族とだよ。ほら、向こうにいる」
「妹可愛い……」
「みぃずき……?」
「あっ、いや」
「みぃずきはセンセと来たんでしょ」
「なんでわかったんだ」
「大声でせんっせーせんっせー叫んでたけど? あとあっちのジャックスパロウの辺りに類沢センセいたし」
「まじで? ありがとアカ!」
「おう……って、全く。嬉しそうに走っちゃって」
「おにいちゃん、今の可愛い男の子だあれ」
「んー。おにいちゃんの親友」
「彼女いるのかなあ」
「ああ。あの人には絶対的な彼女がいるから櫻はちゃんと小学校の男子と付き合うんだぞ」
「ふうん。絶対的彼女さんかあ」
「……ふ。ばからし」