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呟きたい
第36章 コラボ雑談①
「あー、重かった。資料ここでいいんだよな」
「誰かいるのか」
「あ? 誰、お前」
「口わっる! オレは金原圭吾。ここの学園の三年」
「先輩ちっす。失礼しました」
「ちょちょっ! どこ行く! てかお前も誰だよ」
「早乙女つばるですけど」
「あ……噂の」
「はい?」
「ヤリチン野郎……」
「はい?」
「あ、スミマセン」
「てかなんすか。今日の担当俺らってこと?」
「じゃねーの」
「兄貴!」
「うわ、見るからにDQN!」
「は? 誰お前」
「そっくり兄弟かよ。オレは金原」
「あー、ちーっす。こばるっす」
「こばるにつばる?」
「文句でも?」
「ねえよ」
「ここがあれか。こないだかんなと宝塚と陸が密会してたっていう」
「は? マジ?」
「こええよ、つばる」
「おいおーい。お二人さん。仕事すっぞ」
「メモ?」
「おう。ってメモは?」
「え? あれなんか必要だったのか? 捨てたけど」
「おいいいっ」
「つばる、取って来いよ」
「もうねえよ」
「いいから行って来い」
「えー……マジかよ」
「マジで行った」
「三人は必要ねえだろ。同い年同士駄弁ろうぜ。金原」
「あ。おう」