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呟きたい
第43章 雑談⑧
「……そんな愛の無い払い方やめてよ」
「猫耳に愛ある拒絶ってなんですかね」
「それは受け入れ」
「拒絶してねえっ」
「なんでボクが猫耳持ってるかわかる?」
「いつものことじゃないすかね」
「まあ、確かに」
「わかってますよ」
「二月二十二日……?」
「にゃんにゃんの日ー! じゃないですよ……まったく」
「誰かお赤飯炊いて! 龍が乗りツッコミした!」
「ああもうっ」
「超可愛い……え? なに? 可愛すぎる……」
「しみじみと撫でるなっ」
「じゃあ着けようか」
「じゃあじゃないし。じゃあの意味がわかんないですし」
「そんなにやだ? シースルーメイド服は着てくれたのに」
「着せられたんだよ!」
「んー……わかった」
「はい?」
「ほら」
「……なにやってんですか」
「ボクも着けたら着けてくれるかなって」
「それパンツ脱いだからセックスしよ、と同レベルですよ」
「それならいつも……」
「ごきげんよう」
「龍……そろそろ良い子になろうか?」
「だからギャップ……」