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呟きたい
第45章 ホストについて⑦
「最近ずいぶんと」
「あったかいんだからぁー」
「……全力でありがとうございます」
「く、……はははっ。そんな顔しないでよ」
「いやもう貴重すぎて。類沢さんのあったかいんだからぁーとかもう世紀末ばりに貴重」
「ノストラダムス懐かしいなあ」
「あの、類沢さん」
「うん?」
「ぎゅってしてくれません?」
「……100ページぶりに?」
「ああんっ! 本当にですよもうっ!」
「ああんっ!とか言わないでよ」
「だって! どこにいるんですか! 100ページ以上も会ってないメインCPとか!」
「ここだからってメタ発言躊躇ないね」
「類沢さんは怒らないんですか!」
「ちょっと申し訳ないよね。貴女方には」
「うわ、ここぞとばかりに……」
「ホストっぽい?」
「最近それすら危ういですよ」
「教師の僕はちゃんと教師してたんだけどね」
「してませんよ」
「あれ? そう?」
「何言ってるんですか。あれが教師だったら鵜亥も教師の鑑です」
「エイプリルフールは終わったよね」
「……少しくらいふて腐れても良いじゃないですか」