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食べてしまいたい
第1章 はる姐

あぁ…酒ぇ…。
「…松川さん!!いくらなんでも飲みすぎですぅ!!」
うるさい、うるさい!!
「いいのよっ…あんたと違って若いわけじゃないから分かってるってのー」
「松川、もうやめとけ」
きりっとした声。
すぐわかってしまう。
「北原さん…っ」
「皆帰ってるから、松川もちゃんと帰るんだぞ」
「はぁいっ」
仕事のせいなのか、彼のせいなのか。とにかく、いつものようにきちっとしてしまい余計疲れてしまった。
「もう一軒行っちゃぉ、っと」
上司の北原や後輩の品川には内緒で!即座に居酒屋に向かう。

