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第3章 あまい刺激

「あんたって…」

「えっ？」

「…何でもない」

ちょっとだけ、元の姿が見えた気がした。

「しょうがないから外してやる…」

シュッと、つけていた布が外れた。

「…泣いてた？」

「怖かった…から」

「そっか…ごめん」


そう言って、はる姐はぎゅっとあたしを抱きしめた。

「…はる姐」

「何よ」

「今日はちょっと…」


「はぁ？終わらせよったって無理だわ！」

「…えへ」

「えへじゃないわっ！ちょっと貸しなさい！」

腰をぐいっと掴まれた。

「…今日ぐらい許して」

「…あぁ…ん」