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第4章 おねえの誕生

「うわぁ…」

つい、声が出てしまった。

多分、あたしの身体に合うように選んでくれた小さいものだろうけど胸周りの空き具合がおかしい。

「…そんなに入れてるのかな」

勝手にそんなことまで考えてしまう。

「七菜着替えた～？」

強引さはやはり変わらない。

勝手に開けられた。

「あっ！」

「あら、胸周りの空き方…」

「ちょっ！今、笑ったよね！！」

「いやぁ～女の子なのにねっ」

「なによ！！今日働かないよ！」


なっていうオカマだよ！
本当に失礼だ！！

「あーごめんなさいねっ。今日は働いてもらうからね」

「…ふん」


この格好で夜遅くまで…か。

まだ、社長に怒鳴られてる方がいいかもしれない。