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食べてしまいたい
第5章 真実は嘘
押し広げられるこの感覚。
前にも感じたことだ。
「ぁあっ……っ……はぁっ」
声を出せないとは本当にだめだ。
勝手に出てしまう。
その度、彼が喜んでいるように見えた。
「あぁっ……何て可愛いの」
腰を動かしながら、喘ぐあたしの頬に触れた。それすらビクビクして油断したらイってしまいそうになる。
「んぁっ…はぁっ……」
目と目が交わり、彼はそれを合図としたのかキスをされた。
「ねぇ……七菜」
「なぁ…にっ……?」
「毎日……病院に来て」
「う…んっあぁイッちゃう…!」
「どっちの意味かな?」
にやりと笑って一気に追い込んだ。