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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第14章 満月の初夜
 薫子が頷き、帝は優しく微笑み動き始めた。烈しくなる抽挿の途中で、気まぐれに乳房に吸いつく。いつしか舐められ吸われる快感を追いかけて、薫子自身も胸を突き出しているような体勢になっていることも気付かない。
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