この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第3章 噂の姫君
 姉は側に控えていた近江に言った。
「渡殿にいる女房たちを一時下がらせて」
 姉らしい細やかな配慮だ。もし女房たちが薫子に好きな男ができた話を聞き、それが北ノ方から回り回って父の耳に入れば厄介なことになる。
 北ノ方の話は満更、嘘というわけではない。薫子も橘氏の姫である以上、いずれは家のために相応の公卿に嫁がねばならないことは判っている。
/3192ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ