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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第2章 酔芙蓉の簪(かんざし)
 男は何か思い出すような表情になった。
「確か俺は道で馬を避けようとして―」
「そう、憶えている? 子どもが道で立ち往生していたの。あなたが助けなければ、あの子は確実に馬に蹴られて大けがをしていたわ」
 男が頷く。
「憶えている。必死だったんだ。後先のことなんて考えもせず、気が付いたら身体が勝手に動いていた」
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