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第29章 【あとがき集】

追伸

　今、一度目の校正が漸く終わったところですが、読み返してみると、どうやら私は主人公の薫子ちゃんもさることながら、帝、承平さんが大好きなようです。実は最後の番外編でも、承平さんをもう一度書いてみたいという気持ちがありました。
　ところで、最初の〝あとがき〟で言い忘れたのですけれど、私は書き上げた作品はすべて自分で製本して本の形にして保管しております。当然ながら、この作品も本に纏めるつもりですが、挿絵に使うイラストをネットで検索した際、〝水蜜桃の雫絵〟で検索したら、美麗なイラストが出てきました。
　恐らくアマチュアさんが描かれたものだとは思いますが、とても素敵。それをお借りすることにして、カメラ屋さんで現像して貰ったら、出来上がりを受け取るとき、店員さんの視線が冷たかった―？
　何しろ、目隠しされたいたいけな少女を友平さんが抱きしめている構図なので―笑　店員さんも
―なに、この人、変な趣味があるのか？
　と、思ったかもしれないですが、そうでないことをひたすら祈るのみです。
　それでは。本当にありがとうございました。どうぞ良い年末年始をお迎え下さい！

2015/12/10