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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第5章 真実と恋心
 今宵の月は手を伸ばせば届きそうなほど近い。蒼ざめた月は黄金に輝き、月の表面に刻み込まれた模様まで一つ一つ見えそうだ。
 虫の声がしきりに響いている。眼を閉じれば、虫の音の海の中にいるようだ。
 帝のお渡りがあったと聞いた時、薫子は覚悟を定めていた。前もっての知らせはなく、突然の思い立ったかのような来訪ではあったが、この時間に来たからには当然ながら、夜伽を命ぜられるとばかり思っていた。
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