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月下の契り~想夫恋を聞かせて~
第10章 盗賊髭切の正体
 他にも仏具や仏像はあったのだろうが、今は何も残っておらず、ただ寂寥とした空間がひろがるのみであった。床には薄く埃が積もり、あちこちに蜘蛛の巣がかかっている。
 薫子は途中で摘んできた野菊の花束を仏前に手向け、手のひらを合わせた。だが、少しの思案の後、手向けた花束を祭壇の傍らの使わなくなった板戸が積み重ねてある隙間に押し込んだ。
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