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淫らで素直な彼女。
第4章 探求
店を出て、翔と居酒屋で飲み直す。

生ビールと刺身やイカゲソ揚げ、タコワサなどを取り、お疲れ様の乾杯。

にやけた顔で翔が話を切り出す。

「メロンちゃんどうだったよ?」

「いい子だった」

「そりゃ良かったな。
躊躇した割には楽しんでんじゃん」

「だな。
俺って、そういう奴なのかもな」

「男はみんなそうだろ?」

「目の前に好みの子が淫らな格好していたらな‥‥
ヤリたくなるよな‥‥」


「あぁ。
迷わず、ヤル」


「萌ちゃんはどうだった?
痴漢電車プレイ」

「また、レスになったらお願いするかもな。
有り得ないシチュエーションは、興奮すんな!」

「どことなく、菜々子さんに似てんもんな」

「そっか?
じゃあ、夏樹の彼女は巨乳か?」

「いや、微乳」

翔は大笑いした。

「お前さ、巨乳好きな割には、ペチャパイばっかだよな。
夏樹の彼女になる子って」

「女はオッパイじゃないさ‥‥
でも、巨乳は男の浪漫‥‥的な?」

「だから、巨乳に拘るのか?」

翔は、また笑い出す。
俺の付き合った女、殆ど見てきたもんな‥‥

「夢だよ」

「夢?」

「そっ!
現実は、微乳でも十分。
夢なら‥‥手に余る程の巨乳に触れたい」


「夏樹、
また誘うな」

「あぁ。
でも、翔もほどほどにな」

「ほどほどにしなきゃ、
金なくなるわ」

「だな」


楽しいな。
男のエロバカ話は。
酒で勢いつけて、腹割って話せる友達は、宝だよ。

「今度、彼女に会わせろよ。
微乳の沙織さんに」

「今度な。
微乳の『び』はな、美しいの美とも読むんだ。
ほどほどな大きさで美乳なんだよ!」


やっぱ、沙織が一番。

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