この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私は犬
第14章 お友達?

「いやぁー。参ったな。」
福田さんと呼ばれた方は、しきりに照れている。きっと本当に、美優さんが大切なのね。
「主任っ、ここはあれっすね。是非一緒に。」
見覚えのある顔の方が、そう音羽主任に告げている。きっとあの方が部下ね…。
「いえいえ。とんでもない。私達はこちらで勝手に楽しみますから。お気遣いなく。ご迷惑なら別のお店に変えます。」
「いえ。迷惑ではないので是非一緒に。」
ああ。音羽主任のオマヌケ…。これは貴方を狙って全部仕組まれた事なのに…。気付かないなんて…。
こうして目論見通りに話は進み、合流する事になった…。女って…。怖すぎる。私も女だけど……。
先方は4人で、こちらは5人だけど大丈夫かしら?私帰ればちょうどいいかも…。
「せっかくだから、席決めませんか、美優の彼氏さんの同僚なら天下の七宝堂さんですよね。」
山崎さんがそう言うと、
「ちゃっかりしてんなぁ。」と、音羽主任の部下が言って、その言い方が面白くて、少しだけ場が和んだ。
笹木さんは無事に音羽主任の隣に席を確保し、美優さんが福田さんと隣り合わせ、音羽主任の部下は何故か山崎さんと隣り合わせ、残った七宝堂さんの方が、私と池ノ内さんの間に収まった。
福田さんと呼ばれた方は、しきりに照れている。きっと本当に、美優さんが大切なのね。
「主任っ、ここはあれっすね。是非一緒に。」
見覚えのある顔の方が、そう音羽主任に告げている。きっとあの方が部下ね…。
「いえいえ。とんでもない。私達はこちらで勝手に楽しみますから。お気遣いなく。ご迷惑なら別のお店に変えます。」
「いえ。迷惑ではないので是非一緒に。」
ああ。音羽主任のオマヌケ…。これは貴方を狙って全部仕組まれた事なのに…。気付かないなんて…。
こうして目論見通りに話は進み、合流する事になった…。女って…。怖すぎる。私も女だけど……。
先方は4人で、こちらは5人だけど大丈夫かしら?私帰ればちょうどいいかも…。
「せっかくだから、席決めませんか、美優の彼氏さんの同僚なら天下の七宝堂さんですよね。」
山崎さんがそう言うと、
「ちゃっかりしてんなぁ。」と、音羽主任の部下が言って、その言い方が面白くて、少しだけ場が和んだ。
笹木さんは無事に音羽主任の隣に席を確保し、美優さんが福田さんと隣り合わせ、音羽主任の部下は何故か山崎さんと隣り合わせ、残った七宝堂さんの方が、私と池ノ内さんの間に収まった。

