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私は犬
第14章 お友達?

挨拶を交わし、部下の方は「何でうちの社の女性ばっかり3人もいるの?」と、おちゃらけていた。
何ででしょうね…。というか、気付いてください。とりあえず、30分くらい付き合って、キリの良いところで抜けよう…。そう覚悟を決めて、ここに居ることに決めた。
「「「乾杯〜」」」
「寺内です。」
と、隣り合わせた方に名刺を頂いた。広告代理店と書いてある。広告?この会社、系列企業に名前があったわ。これは…。名刺をお返しすべき?慌てて鞄を探ると
「うわー。ヘルメス?凄いの持ってるね。」
と寺内さんが指摘する。
「それ偽物なんですよ。」
池ノ内さんの声に場が静まり返った。
「鞄は鞄だから。偽物でも荷物が入ればいいよね。」
これ、同情されたのかしら?
こういう時は、えっと…。口角を少し上げて小さく頷いてみた。これで合ってる??
「みんな、美優の友達?同級生とか?」
福田さんが興味深そうに聞くと、
「違うよ。えっとねー。真子ちゃんと桃花ちゃんと美貴が同じ会社の同僚で、美貴は同級生。美咲ちゃんは高校の時から友達で、ってこれも同級生だね。きゃは。」
「みんな同じ歳?」
と部下の野口さんがすかさず口を挟むと。
「真子ちゃんだけ1つ歳下かな。後はみんな一緒でーす。」
と、笹木さんが元気よく答えた。
何ででしょうね…。というか、気付いてください。とりあえず、30分くらい付き合って、キリの良いところで抜けよう…。そう覚悟を決めて、ここに居ることに決めた。
「「「乾杯〜」」」
「寺内です。」
と、隣り合わせた方に名刺を頂いた。広告代理店と書いてある。広告?この会社、系列企業に名前があったわ。これは…。名刺をお返しすべき?慌てて鞄を探ると
「うわー。ヘルメス?凄いの持ってるね。」
と寺内さんが指摘する。
「それ偽物なんですよ。」
池ノ内さんの声に場が静まり返った。
「鞄は鞄だから。偽物でも荷物が入ればいいよね。」
これ、同情されたのかしら?
こういう時は、えっと…。口角を少し上げて小さく頷いてみた。これで合ってる??
「みんな、美優の友達?同級生とか?」
福田さんが興味深そうに聞くと、
「違うよ。えっとねー。真子ちゃんと桃花ちゃんと美貴が同じ会社の同僚で、美貴は同級生。美咲ちゃんは高校の時から友達で、ってこれも同級生だね。きゃは。」
「みんな同じ歳?」
と部下の野口さんがすかさず口を挟むと。
「真子ちゃんだけ1つ歳下かな。後はみんな一緒でーす。」
と、笹木さんが元気よく答えた。

