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私は犬
第16章 人並みになりたい*
彼に背中を預け、出窓に座っていると、

背後から回された手に膝裏をがっしり捕まれて、出窓にお尻を着けたまま、赤ちゃんがオシッコしているみたいな格好にさせられた…。

「いゃっ…。」

「ほら。外から丸見えっ…。」

彼はそう言いながら、ガラスにおマンコが当たるように、身体をグイグイ押しつける。

「やめてッ…。離して…っ。こんな姿、見せないでっ!嫌っ」

「落ちつけよ。ここ何階だと思ってる?外から見えるわけないだろ?」

そう言われて納得すると、頭が落ちつきを取り戻した。

「望遠鏡なら見えるかもな。ほら、あのビルの辺りから…。誰かが見ててもおかしくない。」

そう言われて前を見ると、向こうにそれらしい建物がある。耳元で囁かれる彼の言葉が、頭の中でリアルな妄想になり、誰かに覗かれているような感覚に捕えられてしまう…。

「ここでイっとけ。」

と囁くと、クリトリスを《ギュッ》と摘ままれた。

「はぁぁああっ…。」

恥ずかしいっ。気持ちいいっ…。身体はビクビクと跳ねるけれど、

「そこ、触っちゃ駄目っ!」

と口が勝手に叫びだした。ああ、そうよね。お母さまは、触ってはいけないと、きつく仰ったもの…。


「ココ触んなきゃセックス出来ねえんだよっ。」

と有無を言わさぬ口調で、クリトリスをコリコリとひねるようにすりつぶされた。
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