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私は犬
第17章 契約

「何で?貴方に渡したら予備が無くなるじゃない。それじゃ困るわ。」
あら。音羽さんの持ってきたこのケーキ美味しい……。
「あのなぁ。よく考えてみろ。予備キーが必要な時はどんな時だ?」
「紛失時。破損時」
どこのお店のものかしら?
「だろ?破損はともかく外で鍵を無くした時に、自宅の中に予備の鍵があったらどうなると思う?」
あ。なんだっけ?んーっと…。
「決まってるじゃない。お家に入れないわ。」
「だろ?家の中にあっても、何にもならないだろ?だから寄越しておきなさい。」
そう言われてみればそうね…。でも。
「それじゃあ破損時に対処出来ないじゃない。2枚しか無いのよ。」
「入居時に3枚貰ったろ?もう1枚は誰が持ってる?」
あ。紅茶がなくなっちゃった…。
「この家をお世話下さったおば様よ。」
「そのおば様の訪問頻度は?」
「こちらから伺う事がほとんどだから、滅多にいらっしゃらないわ。でも、御宅からお料理とお掃除に週に3回、人を寄越して下さるの。平日のお昼に来てるみたいで、会った事はないけれど。」
他のケーキも美味しいのかしら?きっと美味しいわよね。
「…………。破損時の鍵ならコンシェルジュに頼めば作れる。今から行けばいい。どうせついでだ。」
ふーん。。なら大丈夫ね。こうして鍵を1枚、音羽さんに預ける事に決めた。でもなんだかモヤモヤする…。なんだっけ?重大な………。アレよ、アレ!!
「ねえ。そういえば…。何で私の許可も無く、このフロアに入って来られるの?フロアの居住者以外は入れないはずよ?」
「俺もこのフロアの居住者だから。」
「はい???」
今何て言ったの??他の事考えて……。君の事、ぼんやり見てた…。!これ剛ちゃんが時々歌ってるお歌の歌詞だわっ。
あら。音羽さんの持ってきたこのケーキ美味しい……。
「あのなぁ。よく考えてみろ。予備キーが必要な時はどんな時だ?」
「紛失時。破損時」
どこのお店のものかしら?
「だろ?破損はともかく外で鍵を無くした時に、自宅の中に予備の鍵があったらどうなると思う?」
あ。なんだっけ?んーっと…。
「決まってるじゃない。お家に入れないわ。」
「だろ?家の中にあっても、何にもならないだろ?だから寄越しておきなさい。」
そう言われてみればそうね…。でも。
「それじゃあ破損時に対処出来ないじゃない。2枚しか無いのよ。」
「入居時に3枚貰ったろ?もう1枚は誰が持ってる?」
あ。紅茶がなくなっちゃった…。
「この家をお世話下さったおば様よ。」
「そのおば様の訪問頻度は?」
「こちらから伺う事がほとんどだから、滅多にいらっしゃらないわ。でも、御宅からお料理とお掃除に週に3回、人を寄越して下さるの。平日のお昼に来てるみたいで、会った事はないけれど。」
他のケーキも美味しいのかしら?きっと美味しいわよね。
「…………。破損時の鍵ならコンシェルジュに頼めば作れる。今から行けばいい。どうせついでだ。」
ふーん。。なら大丈夫ね。こうして鍵を1枚、音羽さんに預ける事に決めた。でもなんだかモヤモヤする…。なんだっけ?重大な………。アレよ、アレ!!
「ねえ。そういえば…。何で私の許可も無く、このフロアに入って来られるの?フロアの居住者以外は入れないはずよ?」
「俺もこのフロアの居住者だから。」
「はい???」
今何て言ったの??他の事考えて……。君の事、ぼんやり見てた…。!これ剛ちゃんが時々歌ってるお歌の歌詞だわっ。

