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私は犬
第22章 新しい人
また漏らしちゃった…。

ハァハァと弾む息を調えながら、有史さんを窺い見る。怒られたらどうしよう…。

「お前、本当の意味で潮吹けんだな…。」

本当?しお?しょっぱい?

「漏れちゃう場所は強く押せば、誰でもオシッコが出る。動物でも出る。動物は検査のためにそうやって強制排尿させる場合もある。その場合は外から膀胱を掴むから、人とは少し違うが。」

何のお話?私が動物?

「医学的に解明されてないが、《ピュッ》って短く出るのが潮だと俺は思ってる。これ、中から押さなくてもイく時に出るようになる…。」

それっていい事?悪い事?


「ジョロジョロ、シャーシャー出てくんのは、ありゃ潮じゃなくてションベンだろ。出る場所は同じでも違い過ぎる…。」

何だかよく分からないわ…。黙って聞いてればいいの?シャーシャーって蛇かしら…。

「とにかくだ。風呂入るぞ…。」

そうね。私もそれがいいと思うの。

鏡の前で、まとめた髪に刺さった沢山のピンを、有史さんが1つずつ抜いてくれている。

抜かれたピンの山の脇には、カメリアの赤い髪飾りが置いてあった。

これ、いつの間に、外してくれたのだろう…。相変わらず、器用な人ね。
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