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私は犬
第6章 お仕事です
ジーッと考えていると、「あげる」と声がして、その人は去って行った。

少し考えて「あげる」が差し上げるの「あげる」である事に気が付いた。

飴頂いちゃったわ。しかもよく知らない方に。召し上がれいう事かしら?お腹壊したらどうしましょう。少し怖いわ…。

けれど、どんなに怪しくても、職場の同僚に頂いたものを簡単に捨てるわけにはいかないと。そう判断して、机の引き出しにそっとしまった。

総務課って、忙しいのか暇なのか分からない所ね。



しばらくすると
「かんべ君、ちょっと来て」と誰かの声がして、飴の方が声の主の元へ歩みよる姿が目に入った。

かんべ??周囲を確認して渡辺さんの不在をしっかりと確めて、そっとスマホに手を伸ばし、かんべと入力してみる。すると神部と漢字が出てきた。

やだ!これ、かんべって読むのね。初めて知ったわ。漢字って複雑過ぎる……。


先ほどの化粧室でとても楽しそうに、神部君が〜とか格好いい〜とか。お話していたから。神部君は人気者なのかもしれない。格好いいとか、そういう事は私にはよく分からないけれど。話題にのぼるくらいだから格好いい人なのだと思う。


芸能人の小池ナントカ?とかいう人に似ているらしい。テレビを見る習慣が無いから知らなかった。



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