この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私は犬
第6章 お仕事です
「は?あんたFランの癖に何言ってんの?1人前に仕事もできない新人が盛ってんなっ!」

あぁ…。何だか収拾がつかなくなってきた気がするわ。えふらんって?さかるって何?

その後、渡辺さんは早口でしばらく喋り続け、気が済んだのか何処かへ行った。

私は途中から何を言われているのか全く理解出来なくて、黙って下を向いたままそれを聞いているしかなかった。

とりあえず、クリアなジェルを塗布した指先は会社に相応しくないという事と、薄ピンクベージュのグロスは気持ち悪い事を理解した。

ジェルを落とさないといけないわね。あと、近藤さんに頂いたグロス?も、もう使えないから捨てなきゃ。あれは見た目は口紅のように見えるけれど、本当は口紅ではなかったのね。



その後、席に戻って脱力してしまった。

パソコンのキーを叩きながら、何とか与えられた事を消化するのに精一杯で、気を抜くと指が止まってしまう。


ノロノロとそんな事を繰り返していると、右手の甲に飴のような包みが2つ乗せられてキーボードに滑り落ちた。


何で飴?何で2個?


顔をあげると目の前に見た事のある顔が。えーっと。この方は。下げられた社員証に目をやると神部と書いてある。読み方はかみべさん、でいいのかしら?それとも、かみぶさん?



/637ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ