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私は犬
第29章 諦めろ*
夕方、執務室に戻ってから、キャラメル受難について、真剣に剛ちゃんに訴えた。
「あんだけ食べてりゃ売り切れるわ…。グリコの人は週に1度しか来ないのっ。いい加減、理解しなさい。」
「だって、止まらないんだもの…。」
「その、執着食い、いい加減になさいっ。キャラメルは週に3箱迄よ。それ以上は我慢しなさいっ。」
キャラメル食べたい。キャラメル食べたい…。キャラメル食べたい…。
しょぼくれながら、いつものように春木さんと帰った。
「真子さん、もしかして、無性にキャラメルとか甘い物を食べたくなるのって、月経の少し前じゃないですか?」
「!言われてみればそんな気が…。」
春木さん、何で分かったんだろ…。
「やっぱり!私は無性にチョコが食べたくなるんです。」
「やっぱり我慢できないで食べちゃう?」
「ダメって分かっていても、バカ食いする事もあります。寝る前に、チョコ1袋とか食べちゃって、凹みまくりです。はー…。」
こういう執着食い、私だけじゃ無いんだ…。ちょっと安心した。でも、安心してる場合じゃ無いわよね…。
いくら剛ちゃんでも、ここまでは分からなくても仕方ない…。心は女性でも、身体は男性だもの…。
はぁ〜。キャラメル食べたい…。
「あんだけ食べてりゃ売り切れるわ…。グリコの人は週に1度しか来ないのっ。いい加減、理解しなさい。」
「だって、止まらないんだもの…。」
「その、執着食い、いい加減になさいっ。キャラメルは週に3箱迄よ。それ以上は我慢しなさいっ。」
キャラメル食べたい。キャラメル食べたい…。キャラメル食べたい…。
しょぼくれながら、いつものように春木さんと帰った。
「真子さん、もしかして、無性にキャラメルとか甘い物を食べたくなるのって、月経の少し前じゃないですか?」
「!言われてみればそんな気が…。」
春木さん、何で分かったんだろ…。
「やっぱり!私は無性にチョコが食べたくなるんです。」
「やっぱり我慢できないで食べちゃう?」
「ダメって分かっていても、バカ食いする事もあります。寝る前に、チョコ1袋とか食べちゃって、凹みまくりです。はー…。」
こういう執着食い、私だけじゃ無いんだ…。ちょっと安心した。でも、安心してる場合じゃ無いわよね…。
いくら剛ちゃんでも、ここまでは分からなくても仕方ない…。心は女性でも、身体は男性だもの…。
はぁ〜。キャラメル食べたい…。