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私は犬
第7章 お仕事です②

「ありがとうございました。真子さん、本日はわざわざご足労頂いて申し訳ありませんでした。次の予定日に、またお宅にお伺い致しますので、よろしくお願いいたします。近藤さんもまた。」
施術を終えた私達を下まで見送って下さったネイリストさんは、お辞儀をしながらそう告げると足早に去って行った。
あ。私、施術費用をお支払いしてないわ…。そう気が付いて近藤さんに
「近藤さん、お支払いはどうすれば宜しいのでしょう?」と尋ねると
「月末にちゃーんと払ってもらうから心配しなくても大丈夫よ」と告げられた。
よく分からないけれど。もしかしたら、これも信託財産から支払われているのかもしれない。
私に必要な衣食住の費用は全てそちらから賄われていると、以前おば様が教えて下さった。
それには、こういう事も含まれているのかもしれない。なら大丈夫ね。と安心していると
「ねぇ。あんたお腹減ってない?何か食べてく?」と聞かれて少し考えてしまった。
「どうしたの?」
「いえ、あの。明日の準備がしたいんです。それから8時半迄には、遅くとも9時迄には帰宅しないと…。」朝起きられなくなるのは困る。
と、告げ終わる前に
施術を終えた私達を下まで見送って下さったネイリストさんは、お辞儀をしながらそう告げると足早に去って行った。
あ。私、施術費用をお支払いしてないわ…。そう気が付いて近藤さんに
「近藤さん、お支払いはどうすれば宜しいのでしょう?」と尋ねると
「月末にちゃーんと払ってもらうから心配しなくても大丈夫よ」と告げられた。
よく分からないけれど。もしかしたら、これも信託財産から支払われているのかもしれない。
私に必要な衣食住の費用は全てそちらから賄われていると、以前おば様が教えて下さった。
それには、こういう事も含まれているのかもしれない。なら大丈夫ね。と安心していると
「ねぇ。あんたお腹減ってない?何か食べてく?」と聞かれて少し考えてしまった。
「どうしたの?」
「いえ、あの。明日の準備がしたいんです。それから8時半迄には、遅くとも9時迄には帰宅しないと…。」朝起きられなくなるのは困る。
と、告げ終わる前に

