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私は犬
第30章 主導権*
「後で話すわ。わたしシャワー浴びてくる…。」
こりゃ…深刻そうだ…。恋のお悩みかしら?それとも仕事の悩み?
きっかり25分後、支度を終えた剛ちゃんが、いつものように私のメイクを始めた。鏡の前で、剛ちゃんのお悩みを聞きながら、何だろう眠くなってきた…。
「ちょっと、あんた真面目に聞きなさいよっ!」
「…聞いてる。」
「だからね、わたし、もう、どうすればいいのか分からないのよ。」
「剛ちゃんの好きにすればいいと思うの。誰にも迷惑掛からないわ。だから大丈夫。」
うん。剛ちゃんがジムでレオタード姿で運動してたって問題は無いわ。そんな事、誰も気にしないわよ。
「そうかしら?やっぱり、そう思う?」
「バレエの男性ダンサーは、みんな着てるもの。特別おかしい訳じゃ無いと思うわ。」
うん。彼らはみんな着てる。レオタード着て、上からタイツ穿いてる。
「専門店に行けば売ってる。だから見て決めれば?」
「そうね。そうするわ。」
いくら剛ちゃんでも、女性用は流石に着ないと思いたい…。でも、男性がチュチュ穿いて運動してても、別に構わないと思うの…。私はそんな事しないけど…。
「今日は、少し華やかにしてみたわ。チークが可愛い!わたし天才っ!」
こりゃ…深刻そうだ…。恋のお悩みかしら?それとも仕事の悩み?
きっかり25分後、支度を終えた剛ちゃんが、いつものように私のメイクを始めた。鏡の前で、剛ちゃんのお悩みを聞きながら、何だろう眠くなってきた…。
「ちょっと、あんた真面目に聞きなさいよっ!」
「…聞いてる。」
「だからね、わたし、もう、どうすればいいのか分からないのよ。」
「剛ちゃんの好きにすればいいと思うの。誰にも迷惑掛からないわ。だから大丈夫。」
うん。剛ちゃんがジムでレオタード姿で運動してたって問題は無いわ。そんな事、誰も気にしないわよ。
「そうかしら?やっぱり、そう思う?」
「バレエの男性ダンサーは、みんな着てるもの。特別おかしい訳じゃ無いと思うわ。」
うん。彼らはみんな着てる。レオタード着て、上からタイツ穿いてる。
「専門店に行けば売ってる。だから見て決めれば?」
「そうね。そうするわ。」
いくら剛ちゃんでも、女性用は流石に着ないと思いたい…。でも、男性がチュチュ穿いて運動してても、別に構わないと思うの…。私はそんな事しないけど…。
「今日は、少し華やかにしてみたわ。チークが可愛い!わたし天才っ!」