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私は犬
第32章 我慢の限界*
他にも、お豆腐にブルーチーズを乗せた物、トマトスライス、キャベツの浅漬けなんかを肴にするみたい。チョコは無いのかな…。
いつもよりお酒が美味しい。シドラが美味しいの?シェリー酒のチェイサーにシドラ。なかなかいい感じ。
「お前、甘いの好きだな…。極甘シェリー酒とシドラって合うのか?甘党の酒飲みって珍しいよな…。」
「甘い方が美味しいじゃない…。」
私が甘い物を口にするのは週に多くても2回。好きにさせてよ…。
「有史さんは、お野菜もっと食べなきゃ…。」
「食べてる。トマトとキャベツ…。」
「もしかして、お野菜嫌いなの?」
「いや、そうでもない。でも、いちじくのサラダは要らない…。」
「美味しいのに。ブルーチーズと甘い物は合うんだからねっ…。」
「あー…。チーズだけでいいや…。」
甘い物が嫌いだなんて、人生損してる。そういえばアレだ。お仕事中断してお料理に突入したけど、大丈夫だったのかな?
「お仕事、終わったの?中断して大丈夫?」
「ああ。問題ない。」
「出張って、スペインにも行ったの?」
「ああ。某系列の新しいPBブランド用のワインを押さえに寄った。」
某系列のPB用って…。確か、全国展開してる郊外型ショッピングモールよね?規模、凄く大きそう…。醸造元ごと契約するのかな?その地域の畑、農家ごと?
どっちにしても、面倒くさそうな契約ね…。
いつもよりお酒が美味しい。シドラが美味しいの?シェリー酒のチェイサーにシドラ。なかなかいい感じ。
「お前、甘いの好きだな…。極甘シェリー酒とシドラって合うのか?甘党の酒飲みって珍しいよな…。」
「甘い方が美味しいじゃない…。」
私が甘い物を口にするのは週に多くても2回。好きにさせてよ…。
「有史さんは、お野菜もっと食べなきゃ…。」
「食べてる。トマトとキャベツ…。」
「もしかして、お野菜嫌いなの?」
「いや、そうでもない。でも、いちじくのサラダは要らない…。」
「美味しいのに。ブルーチーズと甘い物は合うんだからねっ…。」
「あー…。チーズだけでいいや…。」
甘い物が嫌いだなんて、人生損してる。そういえばアレだ。お仕事中断してお料理に突入したけど、大丈夫だったのかな?
「お仕事、終わったの?中断して大丈夫?」
「ああ。問題ない。」
「出張って、スペインにも行ったの?」
「ああ。某系列の新しいPBブランド用のワインを押さえに寄った。」
某系列のPB用って…。確か、全国展開してる郊外型ショッピングモールよね?規模、凄く大きそう…。醸造元ごと契約するのかな?その地域の畑、農家ごと?
どっちにしても、面倒くさそうな契約ね…。