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私は犬
第33章 さよなら
薄暗いリビングで、ケットごと私をソファーの上に寝かせると、そのままキッチンへと消えて、再び姿を表した時には、グラスを2つ持っていた。

「喉、渇いただろ?」

両手を太ももの横に、足首と拘束されて四つん這いみたいな、みっともない姿の私に、そっとストローを咥えさせてくれた。冷たくて甘酸っぱくてスーっとミントの味が口中に広がる。懐かしい…これ、フランスで良く飲んだディアボロマントだ…。

「うまいか?」

「うん、おいしい…。」

お仕置きされると思っていたのに、何だか拍子抜けしちゃう…。有史さんは私が満足したのを確認してからグラスを下げた。

何をするつもりだろう…。有史さんが背後に回って何かをしている気配がするのに、私からは見えない。

「足開いて、尻、つき出せよ。」

こんな格好で、どうお尻を突き出せば良いのか分からない。仕方なく頭と胸をソファーにぺったりつけて、お尻が高く上がるようにすると、有史さんは背中の縄を絞め直した。

有史さんの指先が、おマンコの裂け目を開くと、冷っとした何かが掛けられた。これ…何だろう…。冷たくてスースーする…。有史さんは冷たい何かを指先で丹念におマンコに塗り込めていく。

クリトリスの包皮が剥かれ、中の突起にも冷たい何かが直接掛けられた…。
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