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私は犬
第11章 【第2章】リスタート

入力作業をしていると、
「あ。午後になったら第1営業部へお手伝いに行って下さい。向こうでは、主任の音羽さんに従って下さいね。」
「はい。承知いたしました。」
営業部のお手伝い?あまり気乗りしないけれども…。仕方ないわね。
午後、指示された通りに第1営業部に向かうと、主任席まで案内される。
「第1執務室より参りました。九宝真子です。よろしくお願いいたします。」
と告げると、主任は手にした資料から、こちらへ顔を向けた……。
げっ…。何でここにこの人が?ジェントル改め、昨日の公園オラオラ男じゃないのっ!よりによって何で……。
「中田室長代理より伺っております。音羽です。よろしく。早速ですが……。」
「分からない事は、鮎川の指示を仰いで下さい。鮎川君、こちらへ。」
うん。間違いない。帰りたくなってきた。
「九宝さん、どうかされました?」
「は?はい?」
だめだわ。昨日のアレやコレが蘇ってくる。ちっとも大丈夫じゃない。
「……鮎川です。こちらにお願いします…。」
そう促されると身体が勝手に動いてくれた。良かった。何とかなりそうだわ。
仕事は単なる資料の翻訳で、動揺していても何とかなって、ホッと胸を撫で下ろした。
「あ。午後になったら第1営業部へお手伝いに行って下さい。向こうでは、主任の音羽さんに従って下さいね。」
「はい。承知いたしました。」
営業部のお手伝い?あまり気乗りしないけれども…。仕方ないわね。
午後、指示された通りに第1営業部に向かうと、主任席まで案内される。
「第1執務室より参りました。九宝真子です。よろしくお願いいたします。」
と告げると、主任は手にした資料から、こちらへ顔を向けた……。
げっ…。何でここにこの人が?ジェントル改め、昨日の公園オラオラ男じゃないのっ!よりによって何で……。
「中田室長代理より伺っております。音羽です。よろしく。早速ですが……。」
「分からない事は、鮎川の指示を仰いで下さい。鮎川君、こちらへ。」
うん。間違いない。帰りたくなってきた。
「九宝さん、どうかされました?」
「は?はい?」
だめだわ。昨日のアレやコレが蘇ってくる。ちっとも大丈夫じゃない。
「……鮎川です。こちらにお願いします…。」
そう促されると身体が勝手に動いてくれた。良かった。何とかなりそうだわ。
仕事は単なる資料の翻訳で、動揺していても何とかなって、ホッと胸を撫で下ろした。

