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私は犬
第11章 【第2章】リスタート

中田さんに許可を得て、下座だと思われる入口より向かって右側の一番手前に腰を下ろした。
「他の方は?」
「まだ、私達2人だけなんですよ。出来立てホヤホヤですから。」
そう言って中田さんは、ニッコリ笑った。彼女は知的な和風美人ね。ここで何をすればいいのかしら?そう思い指示を仰ぐと、
「今までどんな事をされていました?」
「へ?えーと。」
最後にこの会社でしていたのは、資料室のデータの整理だわ。そう告げると、
「では、それを続けて下さい。」
「はい。承知いたしました。」
何かモヤモヤするけど仕方ないわね。
あ、その前に…。
「中田さん、ここは何課ですか?」
「うーん。まだ決まってないんですよ。何課にしましょうか?」
私に聞かれても…。考えあぐねていると、
「何か名前を考えて下さい。」
と言われ、益々混乱した。お仕事をする場所だから…。
「執務室でしょうか?」
「では、執務室で。念のため第1とつけましょう。」
と言われ、第1執務室にきまった。
「中田室長とお呼びしても?」
「中田室長代理でお願いします。」
代理なのね。本物の室長は誰なのかしら…?
「他の方は?」
「まだ、私達2人だけなんですよ。出来立てホヤホヤですから。」
そう言って中田さんは、ニッコリ笑った。彼女は知的な和風美人ね。ここで何をすればいいのかしら?そう思い指示を仰ぐと、
「今までどんな事をされていました?」
「へ?えーと。」
最後にこの会社でしていたのは、資料室のデータの整理だわ。そう告げると、
「では、それを続けて下さい。」
「はい。承知いたしました。」
何かモヤモヤするけど仕方ないわね。
あ、その前に…。
「中田さん、ここは何課ですか?」
「うーん。まだ決まってないんですよ。何課にしましょうか?」
私に聞かれても…。考えあぐねていると、
「何か名前を考えて下さい。」
と言われ、益々混乱した。お仕事をする場所だから…。
「執務室でしょうか?」
「では、執務室で。念のため第1とつけましょう。」
と言われ、第1執務室にきまった。
「中田室長とお呼びしても?」
「中田室長代理でお願いします。」
代理なのね。本物の室長は誰なのかしら…?

