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私は犬
第12章 歓迎会
「どんなゲームですか?」
「負けたら一気にお酒を飲むの。今頼んでくるから待っててね。」
「はい。」
やがて、頼んだお酒がトレーいっぱいに並べられてやってきて、それはとても小さなグラスに入った薄い黄色のお酒だった。
「じゃんけんできるよね。とりあえず、あっち向いてホイ分かる?」
「????」
ルールを教わり試してみると、見事に負けてしまった。
「うわぁ。九宝さん弱すぎっ!ちゃんと見て。ほらもう1回。せーの、じゃんけんホイ。あっち向いてホイ!」
ああ…。また負けた…。しかも釣られた…。
「きゃはは。九宝さん、グイグイッー!」
言われるがまま、お酒をグイッと流し込む。何だか喉が熱くなるお酒だわ…。
「はい、もーいっかいっ!最初はぐー。またまたぐー。」
え、またぐーなの?私、チョキ出しちゃったわ。
「九宝さんの負けーっ。飲んで飲んで飲んでっ!」
「あ。足りないからボトルにしようっ!すみませーん。これボトルで下さい。さっきと同じ、別会計でっ!」
ふと気が付くと、笹木さんに付き添われ歩いていた。
「負けたら一気にお酒を飲むの。今頼んでくるから待っててね。」
「はい。」
やがて、頼んだお酒がトレーいっぱいに並べられてやってきて、それはとても小さなグラスに入った薄い黄色のお酒だった。
「じゃんけんできるよね。とりあえず、あっち向いてホイ分かる?」
「????」
ルールを教わり試してみると、見事に負けてしまった。
「うわぁ。九宝さん弱すぎっ!ちゃんと見て。ほらもう1回。せーの、じゃんけんホイ。あっち向いてホイ!」
ああ…。また負けた…。しかも釣られた…。
「きゃはは。九宝さん、グイグイッー!」
言われるがまま、お酒をグイッと流し込む。何だか喉が熱くなるお酒だわ…。
「はい、もーいっかいっ!最初はぐー。またまたぐー。」
え、またぐーなの?私、チョキ出しちゃったわ。
「九宝さんの負けーっ。飲んで飲んで飲んでっ!」
「あ。足りないからボトルにしようっ!すみませーん。これボトルで下さい。さっきと同じ、別会計でっ!」
ふと気が付くと、笹木さんに付き添われ歩いていた。