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第4章 Stage.4

旦那さんは散財するほどブラジールに渡って、最終的には校長と結婚したようです。

旦那さんの教習所のある教官が事件を起こし、教習生がほとんどこなくなってしまった時に校長は大学生で旦那さんは学費が払えなくなりました。

そして、大学に通いながら風俗嬢になったそうですが、外国人には偏見があって、結局は援助交際を余儀なくされたのだとか。

奨学金は借りていないそうです。

自身の経験から、苦学生を救済するうえでハードなこの事業を立ち上げ、晩婚化を視野に入れた結婚相談所を兼任し、お客さんとキャストを仲介しているとのこと。
デリヘルができない子や容姿に自身のない人には事務所のあるビルにピンクサロンがあってそこで働いてもらっているんだそうです。

「身体は資本だからな……風俗嬢や援女を見下すヤツは後を絶たない。ギャンブルで借金だらけのヤツらでさぇな。
でも、僕は思うんだ……身体を売ってまで返す借金を背負ってまで行く価値が大学にあるか否か……」