この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
陽炎ーカゲロウー
第10章 理由
鷺がほっとした顔を見せたのも束の間。

またぞろ床に這いつくばり
音を探し始める。

兵衛は言葉もなく、その様子を見守った。

鷺の顔が険しくなっていく。

顔を上げた鷺が、震える声で呟いた。

「こっちに来ない…市サンの家に向かってる…八尋は、猫ちゃんに知らせるために走ってきた…!
どうしよう、兵衛!市サンの身に何かあったんだ…!」

「落ち着け、鷺!」
兵衛が鷺の肩を掴んで一喝した。
/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ