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ゆずの譲れない物
第14章 ○翌日
「ん?」
目の前の色男に目をやれば
閉眼したまま…
「お前、男にまで色気だすのやめてくれる?」
「は?」
「で?なに?」
「俺、メンタル弱いかも」
「はぁ??」ウチのエースが何言ってんだよ
『え!港さん…』
聞こえていたのだろう
お姫様がパタパタ走りながら
閉眼している王子の顔を
覗き込んでいる
『体調わるいんですか?』
「体調は、心身ともに健康」
『…でも』
「ゆずが今すぐここでキスするなら、もっと元気になるけどね」
クスクス笑いながら姫をからかう
俺の同期…
こりゃ…思った以上に重傷だな
真っ赤になってキッチンへ消える姫も
大病みたいなもんだろう
やってらんねー
目の前の色男に目をやれば
閉眼したまま…
「お前、男にまで色気だすのやめてくれる?」
「は?」
「で?なに?」
「俺、メンタル弱いかも」
「はぁ??」ウチのエースが何言ってんだよ
『え!港さん…』
聞こえていたのだろう
お姫様がパタパタ走りながら
閉眼している王子の顔を
覗き込んでいる
『体調わるいんですか?』
「体調は、心身ともに健康」
『…でも』
「ゆずが今すぐここでキスするなら、もっと元気になるけどね」
クスクス笑いながら姫をからかう
俺の同期…
こりゃ…思った以上に重傷だな
真っ赤になってキッチンへ消える姫も
大病みたいなもんだろう
やってらんねー