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ゆずの譲れない物
第17章 ●親友
「ゆずー会いたかった」

『みなみー』

みなみに抱きつき
我慢していた涙腺が緩む

「とりあえず座りな」

ミルクティーを飲みながら
今までの経緯を

詳しく説明した

「なるほどねー」

『やっぱり…変?』

「なにが?」

『私、変じゃない??』

「変と言えば変。普通と言えば普通」

『?』

「ゆず、答えは簡単でしょ?」

「あんたは、嫉妬をしてるのよ」

『…うん』

「分かってるんでしょ?」

『多分』

「片桐さんのこと、スキなんでしょ?」

『うん!それは、もちろんだよ。ダイスキ』

「…」
こりゃ…かわいい犬みたいなもんね!

「わしゃわしゃしていい?」

『え?』

返事を聞かぬまま
頭を思いっきり
わしゃわしゃしてやった

『ちょっ、みなみ…やめてよ』

あーかわいい

「信用してあげなさいよ」

『信用はしてるもん』

「それは、浮気をしない信用でしょ?」

『うん』

「そうじゃなくて、片桐さんも大人だし、
 ゆずを溺愛してるわけだから
 ゆずの嫉妬を喜んで受け入れてくれるわよ」

『怖いの』

「なにが?」

『自分がどんどん港さんをスキになって…』

「ゆず…」
みなみの温かい優しい手が
頭を何度も撫でてくれる

「それも、ひっくるめて楠田ゆずでしょ」

『みなみ…』

みなみは頭を撫でてくれ
ずっと話を聞いてくれた
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