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ゆずの譲れない物
第18章 ○心情
みなみの家を出てすぐ
目にはいるのは、
小さな公園
そして、そこの隣に
見慣れた車…
プルプル
『も、もしもし』
「おはよう」
『おはようございます』
「気持ち悪い?」
『…はい。少しだけ』
そこまで話すと
見慣れた車から見慣れた人が
小さく手を振っている
車が来ていないことを確認し
小走りで愛する人の元へ走る
まだ、電話はつながったまま…
「お帰り」
手を広げて待ち構える港さん
『…恥ずかしい』
「人目は気にするな。」
なかなか飛び込めない私を見て
困ったような笑顔の港さん
「手が掛かるお姫様だな」
『そんな…』
「後一歩のところにいるのに…待てるわけがない」
少しの距離を港さんが
縮め
力いっぱい抱きしめてくれる
目にはいるのは、
小さな公園
そして、そこの隣に
見慣れた車…
プルプル
『も、もしもし』
「おはよう」
『おはようございます』
「気持ち悪い?」
『…はい。少しだけ』
そこまで話すと
見慣れた車から見慣れた人が
小さく手を振っている
車が来ていないことを確認し
小走りで愛する人の元へ走る
まだ、電話はつながったまま…
「お帰り」
手を広げて待ち構える港さん
『…恥ずかしい』
「人目は気にするな。」
なかなか飛び込めない私を見て
困ったような笑顔の港さん
「手が掛かるお姫様だな」
『そんな…』
「後一歩のところにいるのに…待てるわけがない」
少しの距離を港さんが
縮め
力いっぱい抱きしめてくれる