この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ゆずの譲れない物
第4章 ○崩壊
「どうぞ」
繋いでいた手を離されドアを開けて促される
私は自分の脚で、港さんの部屋へ入る
「これ履いて」
スリッパを出してもらった
『み、みなとさん』
「ん?どうした?」
『港さんのスリッパは?』
「それ」
自分が履いてるアイボリーのスリッパを指さされ、
「うちには、スリッパを履くような客は来ないからね」
と笑っていた
コーヒーを出してもらいソファーへ座る
何もない部屋
白と茶色に統一された家具
本当に何もない
さらに広さを感じた
「何もないだろう?」
『えぇ。本当に』
「仕事がね、忙しくて、ほぼ寝に帰って来るような感じなんだ」
「ゆずちゃん」
『はい。』
後ろからぎゅっと抱きしめられた
繋いでいた手を離されドアを開けて促される
私は自分の脚で、港さんの部屋へ入る
「これ履いて」
スリッパを出してもらった
『み、みなとさん』
「ん?どうした?」
『港さんのスリッパは?』
「それ」
自分が履いてるアイボリーのスリッパを指さされ、
「うちには、スリッパを履くような客は来ないからね」
と笑っていた
コーヒーを出してもらいソファーへ座る
何もない部屋
白と茶色に統一された家具
本当に何もない
さらに広さを感じた
「何もないだろう?」
『えぇ。本当に』
「仕事がね、忙しくて、ほぼ寝に帰って来るような感じなんだ」
「ゆずちゃん」
『はい。』
後ろからぎゅっと抱きしめられた