この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ゆずの譲れない物
第9章 ●準備
今日は私の卒業式
四年間通ったこの大学…
涙もろいわけではないが
思い出の詰まった学校を卒業するというのは、
悲しい…
私は、卒業式前に
一番お世話になった所へ向かう
1人でゆっくりと向かう
それだけで
涙がでそうだった
ーー自習室ーー
と書かれたプレートをぼんやりと眺める…
この大学には、たくさんの自習室が設けられている
私はこの棟の第2自習室で
よく勉強をしていた
勉強は、もちろんだが私の中では
【息抜きの部屋】と言っても過言ではない。
何かある度に
この部屋を自室のように
息抜きへ訪れた
『本当にお世話になりました!ありがとうございましたっ!』
深々と頭を下げる
この部屋があったから
私は頑張れた…ありがとう!
四年間通ったこの大学…
涙もろいわけではないが
思い出の詰まった学校を卒業するというのは、
悲しい…
私は、卒業式前に
一番お世話になった所へ向かう
1人でゆっくりと向かう
それだけで
涙がでそうだった
ーー自習室ーー
と書かれたプレートをぼんやりと眺める…
この大学には、たくさんの自習室が設けられている
私はこの棟の第2自習室で
よく勉強をしていた
勉強は、もちろんだが私の中では
【息抜きの部屋】と言っても過言ではない。
何かある度に
この部屋を自室のように
息抜きへ訪れた
『本当にお世話になりました!ありがとうございましたっ!』
深々と頭を下げる
この部屋があったから
私は頑張れた…ありがとう!