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ゆずの譲れない物
第9章 ●準備
卒業式が終わり

友人と写真を撮る

後輩や違う学部の知らない人にも、

写真を撮ってほしいと頼まれ笑顔で応じた

「ゆずー!いつまで写真撮ってんの?」

『みなみ…!!』

「ハイハイ散った散った!大学のアイドルも今日で卒業ですよー!」

『ちょっとアイドルって呼ぶのみなみくらいなんだから!やめてよーっ!!』

「ねーねー!あそこの輪気にならない?」

『…』

「すごいかっこいい人来てるんだってー!見に行こうよ!」

『…んーいいや』

「何で?私には彼氏いますからー!的な?」

『いやーそうじゃなくて…』

「ほら」

手を引いて歩き出される

『ちょっと、みなみってばー!!』

勝手につれてこられた港さんの輪のすぐ近く…

「誰の彼氏ですか?」と聞かれてるのを耳にする…


「ちょっと通してね」

手を離したみなみがいつの間にかずんずん前に行っているのが分かる

「ゆずー!ゆずー!この人本当にかっこいいよ!」

恐らく港さんのすぐ近くで

みなみが私を呼んでいる…

この雰囲気気まずい…

「ゆず?」

港さんが一言発した後、

一斉に取り巻きから見られる

そして、愛しい人がやっと見えた

「ゆずちゃん!いるなら、いるって言えよー!帰るぞ」

『あ、港さん…ちょっと待っててください荷物とってきます』

「一緒に行く!教授の所に呼ばれてるんだ」

『はい』

2人で話してると

周りの視線が…

港さんは、全く気にしてない様子…

周りは見えてないかのように
真っ直ぐ私だけを見てくれていた

それから、2人で勝井教授のところへ向かう

その間もこそこそ話が聞こえてくる

「あの人かっこいい!」
「ゆずさんの彼氏?」
「ゆずちゃん卒業か…」


「ゆずちゃん人気者だねー」
なんて言って微笑んでる港さん…

『港さんが目立つからですよー!』

「今すぐここでキスしたら、もっと噂なるね」

『ダメですよっ!!』

「しませんけどね」

『もう!港さん!』

周りから見れば
イチャイチャしてるようにしか見えない事に気づかない2人
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