この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
氷解
第1章 氷解
嘘を見抜かれたとわかっても、陽菜子は周防に意地を張った。

「嘘じゃないわっ! 私が聡さんを誘ったのよっ! 私は周防のせいで自由がなかったの! それが嫌だった!」

「お嬢様……」

「周防は私に自由を与えない。なのに周防は……」

雅美と周防の姿を思い浮かべだった陽菜子は


「私はダメって……いかがわしい事をしている周防に命令されたくないっ!」

「はっ? いかがわしいって…私が……ですか?」

「周防と雅美が外で会ってる事も知ってるわ! キスだって、してた! 私には眼鏡姿で真面目な格好で……でも、周防は眼鏡を外して別人みたいな格好で……雅美とキスしていた!私だって、周防みたいに、違う格好で……男を誘惑出来るわ」

周防にやつあたりも同然に叫んでいた。

周防が私を子供として、見る。

なのに、周防は雅美のことは大人の女として見ている。


陽菜子にとって、それが嫌だったのだ。

/43ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ