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氷解
第1章 氷解
「え?」
と、驚く陽菜子に周防は
「お嬢様はあの男を……男をたぶらかしのでしょう?
どうやって、たぶらかしたのか……男に肌を見せるのも厭わない。
もう処女ではないお嬢様なら、簡単ですよね」
陽菜子を煽るように言った。
陽菜子は正直に嘘だったと謝って、周防の要求を退ける事が出来たはず。
だけど、周防の威圧に完全に押されていた陽菜子はたじろいでしまっていた。
「どうしました? 男を知っていたなら、お嬢様は男を誘う為の服の脱ぎ方ぐらいご存知でしょう」
「え?……そ、そんな事」
わからないーーーーそう、言いたいのに、陽菜子は言えなかった。
「さぁ、その服を脱ぎなさい」
冷たい氷のような瞳。
周防の、その瞳に見つめられてーーー陽菜子は、怯えた。
怯えながらも、周防から視線を外せない陽菜子は、もう周防に隷従したのも同じだった。
震える指で、ゆっくりとワンピースの前のボタンを....一つずつ外していった。
と、驚く陽菜子に周防は
「お嬢様はあの男を……男をたぶらかしのでしょう?
どうやって、たぶらかしたのか……男に肌を見せるのも厭わない。
もう処女ではないお嬢様なら、簡単ですよね」
陽菜子を煽るように言った。
陽菜子は正直に嘘だったと謝って、周防の要求を退ける事が出来たはず。
だけど、周防の威圧に完全に押されていた陽菜子はたじろいでしまっていた。
「どうしました? 男を知っていたなら、お嬢様は男を誘う為の服の脱ぎ方ぐらいご存知でしょう」
「え?……そ、そんな事」
わからないーーーーそう、言いたいのに、陽菜子は言えなかった。
「さぁ、その服を脱ぎなさい」
冷たい氷のような瞳。
周防の、その瞳に見つめられてーーー陽菜子は、怯えた。
怯えながらも、周防から視線を外せない陽菜子は、もう周防に隷従したのも同じだった。
震える指で、ゆっくりとワンピースの前のボタンを....一つずつ外していった。