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氷解
第1章 氷解
誘惑しろとーーー傅く周防に、そう言われても....
どうしていいかわからない。
陽菜子は困惑した。
「お嬢様が私を誘惑すると仰ったのですよ。
さぁ、やってごらんなさい」
自分の言いつけを、守らない陽菜子。
やすやすと他の男にキスをした陽菜子に苛立ちを覚えていた周防は、ブラとショーツ姿の陽菜子に命じる。
「両胸の膨らみ覆っている、その絹の布をずらしなさい……」
「え?……」
「私を誘惑するなら、それぐらいの事、当然できるでしょう」
顔を伏せて、赤らめる陽菜子を見て、周防の理性は失われかけていた。
目の前にいる陽菜子を……貞淑な陽菜子でなく、自分に溺れる陽菜子を見たくなっていたのかもしれない。
だから意地悪く、陽菜子に命じる。
「ほら……私も男ですから、ちらりと見せられると興奮するんですよ」
谷間を見せるかのように、ブラの布地を左右に広げろと、周防に命じられた陽菜子。
周防の怒りを納めるしかないーーー
そう、決心して周防の、その指示通りに、ゆっくりと、ブラの布地をずらす。
どうしていいかわからない。
陽菜子は困惑した。
「お嬢様が私を誘惑すると仰ったのですよ。
さぁ、やってごらんなさい」
自分の言いつけを、守らない陽菜子。
やすやすと他の男にキスをした陽菜子に苛立ちを覚えていた周防は、ブラとショーツ姿の陽菜子に命じる。
「両胸の膨らみ覆っている、その絹の布をずらしなさい……」
「え?……」
「私を誘惑するなら、それぐらいの事、当然できるでしょう」
顔を伏せて、赤らめる陽菜子を見て、周防の理性は失われかけていた。
目の前にいる陽菜子を……貞淑な陽菜子でなく、自分に溺れる陽菜子を見たくなっていたのかもしれない。
だから意地悪く、陽菜子に命じる。
「ほら……私も男ですから、ちらりと見せられると興奮するんですよ」
谷間を見せるかのように、ブラの布地を左右に広げろと、周防に命じられた陽菜子。
周防の怒りを納めるしかないーーー
そう、決心して周防の、その指示通りに、ゆっくりと、ブラの布地をずらす。