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第3章 ・・・03

そして見事に綺麗な二重が出来上がり、私は早速化粧をして髪を整えて制服に着替える


「行ってきます」


「気をつけて」


母は明るくなった私を見ていつも嬉しそうだった
とても笑顔ではないけど、私だからわかるのかもしれないけど…母も楽しそうだった





「ねぇ…あの子って…」


みんな私を見る

顔が全て変わったわけではないけど目が大きくなったってだけで顔の変化はすごい
化粧の映えもすごいものだった



教室に入るとみんなが私の顔を見てコソコソと何かを話す


「お前…なんか最近あったのか？」


クラスの男子は私に恐る恐る話しかけてくる


「ん？別に？
あ。カナ見なかった？」


「あー…あいつなら非常階段にいると思うけど…」


「ありがとう」



「あ、なぁ！」


「ん？」


「お前、変わったな！可愛くなった！」






「ありがとう」