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第4章 ・・・04

大きな借金は残っていたが、父の保険が降り

そのお金で全額返済と至った


「今まで苦労させたわね、もう自分の好きなようにすればいいわよサエコ」


母はこのことをきっかけに全く口を利かなくなってしまった


父がいなくなってしまったことに母は心を閉ざしてしまい私もそんな寂しそうにしていた母を見るのが心が痛んだ




だからとりあえずはしっかり勉強をして…いい大学に行って…いい会社に入って…いい男性を見つけて…いつか母に楽にさせてあげようってただそれだけを望んでいた




それなのに今は…