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第27章 前を向いて歩こう

ぽっかりと穴があく…寂しい。


突然訪れた別れ。


終わりの時は…静かに。


天を仰ぎ星空を眺める。


涙が溢れてとまらない。


夢なのか現実なのかもわからない。


ただ他人事のように目の前の光景を見つめるだけ。


動けない。


私はどうしたらいい？


なにができる？


頭から離れない。


いつも寂しくて


なんで私だけ？


人の何気ない言葉が心に突き刺さる。


無理やり作る笑顔。


ほんとは大声で泣きたい！


叫びたい。


でもそんなこと出来ないの。


しちゃいけないの。


私はいつでも元気で笑ってなきゃ。


この小さな手を護って


ううん。守られていくために。


現実を受け止めて


前に進もう。


ゆっくりでもいいじゃない。


私はひとりじゃないんだから。


end